人生100年時代への備えが大切、老後2000万円問題などお金にまつわるトピックはどの世代でも大きな関心事です。20代のお客様と話すと一番の心配事は何?って質問をすると年金払っているけど、どうせもらえないから『老後』が心配って答えが多いのに40代半ばの私はいつも驚かされます。
将来の不安を解消するには、今を知る必要があります。
世の中の人はどれくらい預金があるのか、大変興味があると思います。
ライフプランに携わってから、今までに多くご家庭の預金額を聞かせていただきました。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査](令和元年)によると、金融資産保有額の平均値は1,139万円となるが、平均値は少数の高額資産保有世帯によって大きく引き上げられることがあるため、平均値だけでみると、多くの世帯が実感とかけ離れた印象になりますよね。このような平均値の持つ欠点を補うために、ここでは平均値と並んで中央値が一般的な家計像を捉えることができるみたいです。金融資産保有額の中央値は419万円となっている。金融資産保有額は年代に応じて偏っている事もよく知られています。
平均貯蓄額は30歳~39歳の世代では529万円、70歳以上1314万円となっています。
以上はあくまで平均値です。私の相談が多い住宅を建てる前の、主に結婚後子供が生まれ賃貸から持ち家にと考えている世帯では、本当に十人十色です。
実家から会社に通いしっかりと貯めてあるご家族、お互いに学生時代を経て県外に勤めで一人暮らしで住宅に頭金どうしようと考えているご家族、貯蓄額は何倍も開きがあります。
しかし上記のとおり高齢者に集中する金融資産などの「偏在」しています。
政府は高齢者の資産を若年層に移動させるため、贈与に対して色々な施策を出しています。投資格言「国策には逆らうな」とあるので、超低金利の預金より子や孫の喜ぶ顔が見る事ができる贈与(お小遣い)あらためて考えてみてはいかがですか?
次は「どうやったらお金を貯める事ができるの?」ついてです。