8大疾病 ~心筋梗塞編~
医療保険加入を考える時、どのような病気に罹るのが心配なのでしょうか。8大疾病と呼ばれるものを思い浮かべる事が多いと思いますが、その8大疾病とはどういった病気でしょうか。
◆8大疾病とは
3大疾病【がん・急性心筋梗塞・脳卒中】
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5つの重度慢性疾患【高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎】
を合わせたものです。
★急性心筋梗塞
3大疾病の一つ急性心筋梗塞についてみていきます。
【死亡原因の2位を占める心臓病】
急性心筋梗塞とは、心臓に酸素と栄養を送る血管(冠動脈)が詰まって血液が流れなくなり、心臓を動かしている筋肉(心筋)が死んでしまう病気です。
年間15万人が発症し、そのうち約30%の人が短時間で亡くなっており(近年は6~8%に改善されていると言われる)、命にかかわる病気となります。
【世界三大疼痛と言われる心筋梗塞】
急性心筋梗塞の症状にはこのようなものがあります。
・脂汗が出るほどの激しい胸の痛みや圧迫感が20分以上続く。
(火箸でさされたような、えぐられるような痛みと表す方もいます)
・左胸、あごの辺り、背中、左肩から左腕にかけて痛みが広がる場合もある。
・嘔吐・意識を失う
※胸の痛みのない場合も多くあります。
【最大の危険因子はコレステロール】
冠動脈が詰まるのは、血管の壁の中に余分なコレステロール等がたまり、それが破裂し血栓ができるためです。コレステロールは卵類、動物の内臓、脂、アルコールに多く含まれますので、控えめにした方が良さそうです。血管の老化である動脈硬化は生まれた時から始まっています。
【発症後4時間以内に血流再開が重要】
急性心筋梗塞を発症すると心筋の細胞が死んで急激に減少しますが、血管を再開通できればそれを止める事ができ死亡率も減少します。医療技術が進歩しても死亡率が高いのは、病院に来る前の時間が長いためです。救急車を呼んで大したことなかったら迷惑になるという気持ちもありますが、15分以上の強い胸の痛みがあれば救急要請をしましょう。
【医療保険の入院日数無制限】
医療保険の中には、八疾病の長期入院が日数無制限という特約があるものもありますので、加入の際はそういった事も検討してみてもいいかと思います。