今回はブログを読んでくださったお客様から、子供の医療保険って必要なのかどうかを
書いてほしい!というご意見を頂いたので、このテーマで書きたいと思います。
そのお客様は既にお子様の医療保険にご加入頂いているのですが、「最近よくネットで子供の医療保険は必要ない!という記事をみるけど、私のように入って助かった!という意見もあって、実際気になっている人って多いと思うんですよね」ということでお話してくださいました。
実際、様々な意見があるので、判断が難しいですよね。
私個人としては、実際に喜んでもらった経験があるので、お客様にはお勧めしておりますが、
それぞれの考え方や家計状況等ありますので、これが正解!ということはありません。
なので、今回は検討するうえで参考になれば良いなと思いポイントを3つに絞って記載させていただきます。
判断するポイントとしては、
① 実際に入院した場合、どのくらいの費用がかかるのか。
② どのくらいの割合の子供が入院になっているのか
③ 加入する保障内容・保険料
になります。
まず、①実際に入院した場合、どのくらいの費用がかかるのかという点です。
地域によっても若干の差はあるのですが、基本的には市町村等の医療費助成支援があるので、子供の入院費・医療費は無料または軽減されているため、家計に対する負担は少ないかと思います。
ですが、かかってくるのは入院費・医療費の部分だけではありません。
お子様の付き添いにより、仕事を制限したことによる収入の補填。
先進医療費、お子様の希望で個室にした際の差額ベッド代や親のベッド代、テレビカード代、
家のごはん、付き添われる方のご飯。車があれば良いですが、ない場合は交通費等です。
想定外の費用が掛かってくることは、しっかりと理解した上で判断することが大切です。
次に②どのくらいの割合の子供が入院になっているのか、です。
下記表は平成29年度の人口10万人に対する性・年齢別にみた入院受療率です。
実際、0歳に関しては60代くらいの方と変わりないくらいの人数ということが分かりますが、1歳を過ぎると大幅に減少する為、入院の確率は低いと言えます。
ただ、最近のコロナウィルスのような感染症が流行した場合は、人数が変わってきますので、その辺も検討される際には考えてみると良いと思います。
生命保険文化センターHPより一部抜粋
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1213.html
最後に③加入する保障内容・保険料に関してです。
基本的に医療保険は被保険者(保障の対象者)が若いほど保険料が安いので、若い内に加入することは大きなメリットです。
定期タイプや終身タイプ等によって、保険料が変わってくるので、保険料をもとに考えられるのも良いと思います。
また、保障の内容に関してですが、各保険会社によって様々なタイプがあるので、しっかりと比較すると良いと思います。
本当にシンプルなプランもあれば、入院の短期化に合わせて、1日でも入院すると一時金や10日分の入院費がもらえる商品やお子様が運動をされるのであれば骨折で一時金が出る商品。
完全に掛け捨てではなく健康だった場合に祝い金がもらえる商品等もあります。
保険料はもちろん大切ですが、保障の部分も踏まえ考えられると良いと思います。
上記のようなポイントを踏まえて、お子様の医療保険を検討されてみてはいかがでしょうか。